南風原花織の見学行ってきました!

今日は、TEORI WORKS OKINAWAさんの工房にお邪魔してきました。

工房に近づくと、
“カタン、トントン、カタン、トントン”
と心地の良い音が聞こえてきました。

中に入ると、木製の織り機がたくさん。
前来た時より増えている・・・。
 
職人さんも増えて、織り機も増やしたのだとか。
 
 
南風原花織は、糸を染めるところから、織るところまで、手作業で行います。

花織の工程は織る作業だけかと思っていましたが、織るまでの工程がとにかく長い・・・。
細かい作業で、見ていても何をやっているのか、素人の私には理解ができませんでした💦

「筬(おさ)通し」という工程。筬と呼ばれる細い隙間に縦糸を通していきます。細かい・・・
 
 
糸は福木や月桃など沖縄の植物染料と、化学染料を用いて染めるそうです。
植物染料は、紫外線などで色落ちしやすい一方、化学染料は発色も良く、色持ちも良いのだそう。


今回の「みやんちのおきなわ展」で製作していただいた「サガリバナ」の作品も、糸を染めるところから始まっています。
 

夜に咲くサガリバナをイメージして、このような色合いの糸で仕上げています。

 

織る作業は、クヮンクヮン花織の技法で、花糸を挟みながら模様をつけていきます。

写真では、なかな伝えるのが難しい・・・
SNSに動画をあげていますので、そちらもぜひご覧ください!

職人さんが一つ一つ丁寧に仕上げており、一つとして同じものはなく、唯一無二の製品が出来上がります。

 

沖縄の伝統的な工芸は、このような職人さんたちによって、受け継がれていること。
本当に素敵なことだなと感じました。

そして、少しでも多くの方に知っていただきたいと思い始めた「みやんちのおきなわ展」

多くの方に届いて欲しい・・・。

 

「みやんちのおきなわ展」
みやんちWEB SHOPにて開催中!