日々のこと②

またまたバスケ好きの田中がお届けします。  

  

いよいよ今週末は、Bリーグファイナル!

 

勝ち上がったのは・・・

西地区2位「琉球ゴールデンキングス」
西地区3位ワイルドカード1位「広島ドラゴンフライズ」

この2クラブが今週末に開催される「B.LEAGUE FINALS 2023-24」で対決、今シーズンの優勝が決まります。

この2クラブについて少し解説。
(バスケど素人でございますので、温かい目で見ていただけると幸いです)

 

まず、我らが沖縄の誇り「琉球ゴールデンキングス」

沖縄では、石を投げればキングスファンに当たると言われている(?)くらい、たくさんの方が応援しているクラブです。特に“ブースター”と呼ばれる、クラブを熱狂的に応援するファンの数・熱量は、Bリーグの中でも一二を争うレベルだと私は感じています。

その証拠に、今シーズンの平均入場者数は「7746名」とBリーグ1位。2位はアルバルク東京で「6012名」。東京都の人口約1,400万人に対して、沖縄県の人口は約146万人ということから考えると、沖縄での人気の高さがわかりますね。

これは、前回のブログでご紹介した「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」が開催されたことも大きく影響していると思います。

 

所属選手の中で、沖縄出身選手は岸本隆一選手1名だけ。

これまで琉球ゴールデンキングス一筋の選手です。
岸本選手は3ポイントシュートが得意な選手。
“ディープスリー”と呼ばれる、3ポイントラインより遠くから打つシュートが有名。
沖縄アリーナでは、コートに「ヤシの木」が描かれており、そこから放つシュートは“ココナッツスリー”とも呼ばれています。

とにかく、岸本選手がボールを持つと何かが起きる、そう思わせてくれる選手です。

 

琉球ゴールデンキングスで特に人気があるなーと感じる選手は、ジャック・クーリー選手。

身長206cmのクーリー選手は、ゴール下にいるだけで安心感を与える選手。シューターがシュートを外しても、クーリー選手がリバウンドでもぎ取り、シュートを決めてくれる。そんなプレーが何度もありました。

まだまだ、紹介したい選手はたくさんいるのですが・・・長くなるので今日はこのくらいで。

 

お次は「広島ドラゴンフライズ」をご紹介。

Bリーグは、「B1」「B2」「B3」の3つのリーグで構成されているリーグです。
その中でも、勝利を多く獲得したクラブが所属する上位リーグが「B1」です。

琉球ゴールデンキングスも広島ドラゴンフライズもこの「B1」に所属します。

B1に所属する24クラブは、「東地区」「中地区」「西地区」の3地区に分かれ、レギュラーシーズンを戦います。レギュラーシーズンで各地区上位2クラブが、チャンピオンシップという決勝トーナメントに進むことができます。

今回、広島ドラゴンフライズがチャンピオンシップ出場を獲得した枠は「ワイルドカード」。各地区上位2クラブを除いた18クラブのうち上位2クラブがチャンピオンシップに参加できる枠です。

チャンピオンシップでは、準々決勝、準決勝ともに、ランキング上位クラブのホーム開催。会場に駆けつけてくれるであろう“ブースター”の数が多いホーム開催クラブが有利となり、ワイルドカードで出場を獲得したクラブは、アウェイ開催のため、非常に厳しい状況での大会でした。

 

そんな中、決勝まで勝ち進んだ広島ドラゴンフライズ。

注目の選手は、ドウェイン・エバンス選手。

昨シーズンから、広島ドラゴンフライズに所属し、その前までは、琉球ゴールデンキングスに所属していました。

琉球ゴールデンキングスでも、人気のある選手で、ディフェンス・リバウンドでハードワークができ、バスケIQが非常に高い選手です。

キングスブースターとしては、手放して欲しくなかった選手の一人ではないかと思います。

もちろん、広島ドラゴンフライズ移籍後も、チームの主力として活躍しています。

 

もう一人、注目選手。

朝山正悟選手。

今シーズンをもって、現役引退を発表しています。
今シーズンで10周年を迎える広島ドラゴンフライズに、9年間所属。
長くクラブのリーダーとして、牽引してきました。

朝山選手にとっても、クラブにとっても特別な大会となります。

 

そんな広島ドラゴンフライズと琉球ゴールデンキングス。

どちらのブースターも複雑な思いで見届けることでしょう。

 

楽しみのような、寂しいような・・・。