日々のこと③メニューリニューアル編(前半)

皆さま、こんにちは。

みやんちスタッフの諏訪です。

この度、2024年6月メニューリニューアルを発表致しました。

発表のみではなかなか伝わらない部分も多いかと思いますので、コラムとして何回かに分けて想いをお届けできたらと思います。長くなりますが、どうぞお付き合いください。

8月17日で12周年を迎えるみやんち。

メニューリニューアルのことに触れる前に、今日はまず、みやんちのメニュー遍歴を辿っていきましょう。

スタッフの入れ替わりが少ないことで有名(?)なみやんちではありますが、現在働いているメンバーで開店当初のことを知るのは私とフードディレクターの山之内のみになりました。

開店当初のメニューはカラソバを数種類ご提供、毎日フライパンを振る日々でした。

今でも人気ナンバーワンの「和カラソバ」、「グリーンカラソバ」は開店当初から変わらぬレシピでお届けしています。ぽーぽーやぜんざいも、当時からのご提供ですね。もしも写真を持っている方がいらっしゃいましたら、現在のものと見比べてみるのもいいかもしれません。かなりのビッグサイズでご提供していた為、お客様の元へ運ぶと必ずと言っていい程「でっか!!!」と驚かれていた(若干引かれていた、笑)思い出が蘇ります。

さて、カラソバの種類が増えたり減ったりしながら、1周年には嘉利そば、2周年にはみやんちの沖縄そばと、汁そばのメニューも増えていきました。5周年を迎えた2017年には、スキレットを使ったメニューが加わり、これまでよりもより幅広いお客様にご来店いただける様になりました。

5周年の宮沢の写真も出て参りましたのでご査収ください。

(もうちょっとまともな場所で写真を撮れば良かった…後悔。)

そしてこちらのスキレットメニューも増えたり減ったりしながら、時は流れ2020年、パンデミックの影響により、店舗営業がなかなかできない状況に陥ります。

思い返せばこのパンデミックの最中は、人々の生活が変わり、これまでの飲食店で当たり前だったことが当たり前でなくなり、非常に悩みが多かった時期でした。

でもみやんちのインスタなどのSNSの投稿を振り返ってみると、妙に明るくポジティブ。世界中の飲食店がお店を閉めて身動きができないという時期だったにも関わらず、お客様からのたくさんのご注文、そして温かいメッセージやコメントをいただき、ネガティブなことなど考えずに、辛い時期をお客様と二人三脚で駆け抜けさせていただいた期間だったなと思います。二人で三脚どころか、全国からの応援をいただき、頑丈でどんなデコボコ道でも進んでいけるキャタピラを手に入れた様な気持ちでした。

パンデミックを経験した3年間のうちにお客様との絆もぐっと深まり(←と、勝手に思っています)、季節限定メニューやスイーツのメニューなどご提供しながら、店舗営業を安定的に再開できる様になり現在に至ります。

後半だいぶ駆け足で振り返って参りましたが、、、笑

色々なことがあった12年間。

2012年辰年から始まり、今年で干支が一度巡りました。沖縄でいうところの十三祝いです。お客様には、0歳から育てていただき今年で小学六年生になったと思うと感慨深いものがあります。なんなら、オープン前にもイベントを開催してご来店いただき、応援していただいていたので、お腹の中にいる時からお世話になっているのと同義ですね。

こんなに大きくなるまで、温かく見守って育てていただきありがとうございます。

だいぶ長くなりました。次回は、美食と音楽の旅について、想い出を辿っていけたらと思います。

どうぞまたお付き合いください。

みやんち 諏訪